チェーンステッチ裾上げをユニオンスペシャル43200Gでやる意味

スポンサーリンク

今日は朝から父にお店の受付をお願いして資材の調達に行ってきました。

毎日過ぎるのが早い、歳をとる度に1年が早くなっていくと聞いてはいたが、このことか
去年末に鍋を囲んだかと思ったらもう鍋の季節になってしまって・・・

やることはたくさん増えて、きっと引退するまで飽きないくらいの場所に今たっているんだと思える。同時に未熟な部分が多いこと多いこと

それはさておき、今日は裾上げのお話、チェーンステッチの違いについてちょっとまとめてみました

チェーンステッチというのは実は洋服の色々なところに使われていて、伸び縮みに強くてけっこう丈夫な縫い方なんですよね

ジーンズのアウトシームもほとんどチェーンステッチです

で、僕は今ユニオンスペシャルでのチェーンステッチでの裾上げを糸をボビンに巻いてやっているんですね(なぜなら糸が高いから)

1本3000円近くになるものを100色揃えるだけで30万円、それをボビンに巻かないですむようにと2本づつ仕入れていたら、恐ろしい金額になってしまいます

小分けすればいいじゃん?
小分けする機械はそこそこ高いし、小分けしている暇がない・・
なのでそのうち時間を作って電動ドライバーみたいなもので糸を小分けしようかと思っています

で本題、ジーンズのアウトシームがなぜチェーンステッチである必要があるのか、そしてジーンズの裾はなぜチェーンステッチである必要があるのか、という疑問にぶちあたった

チェーンステッチで縫われている意味は
僕の結論、きっとボビンに糸を巻かなくても縫い続けられるから、大量に生産することを考えると生産スピードが上がるんではないかと、正解かどうかは分かりません
正解だったとして、知っている人には今更?な感じかもしれません

でもきっとそういうことかもなぁって一人で納得しています
でも、ユニオンスペシャル43200Gという今はもう生産も修理の保証も終ってしまっているアメリカの古いミシンで縫うと裾にさざ波のようなうねりができて、履いていくうちに通常のきれいなステッチとは違った荒々しいアタリが裾にできるんですよね

これ、他のミシンじゃダメなんです
今までいろんなチェーンステッチのミシンを使ってきましたが、独特なうねりはなぜか
ユニオンスペシャル43200Gという機種の裾縫い専用のミシンでしか出てこないんです

裾縫い専用ミシン
これを僕はモーターだけ現代のサーボミシンに交換して丁寧な縫い方ができるようにしました
クラッチモーターでも上手な人はきれいに縫えますけど、でも腕をカバーできるものなら僕は投資する派でして、その分違うところに意識を置こうと思っています

ちょうど桃太郎ジーンズ16オンスくらいかな?のチェーンステッチを依頼していただいたのでお見せしましょうか
デニム
まずはこのディティールを拝見させていただきましょう
桃太郎ジーンズ
トップボタンの中心に桃!
打ち抜きリベット
リベットを打ち抜いた時に裏から生地が飛び出してくる
打ち抜きリベット
ベルトループ
ベルトループは平均サイズかな
スレキ布
フロントポケットのスレキにはなんと桃の柄が織りで表現されています
やっぱり桃太郎ジーンズ凄し

今回はトロフィークロージングのジーンズも一緒にお預かりしたので
こんな感じでユニオンスペシャル43200Gでのチェーンステッチ裾上げを
丈詰め
うねりまくっています
この斜めのアタリは他のミシンでも何とかうまくやればできないこともないけれど
やっぱり違う
壊れたらしばらくお受けできない貴重なミシンでのチェーンステッチですが
このミシンがある限りはこのサービスは提供していこうと思っています

もし万が一ミシンが壊れて修理に出ていたらごめんなさい
メーカーサポート、部品供給がおわっているミシンなので直せる人がほとんどいないんです
部品を鋳物から削り出していくような修理になるそうで・・

車1台買えてしまうほどのプレミアがついたミシンですから
故障のリスクも考えるとユニオンスペシャル43200Gでの裾上げは還元料金になりますが
できる限り料金も今のままでと思っています

そんななんで、日ごろのジーンズ修理もどうぞよろしくお願いします!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする